もらい事故による弁護士相談

3年前に夫がもらい事故を受けた。赤信号にて停車中、スマホ操作による前方不注意車両がブレーキ無しで、夫の車の1台後方車両に追突。その勢いで、夫の車にも後方車両が接触。夫の車は後方バンパーが外れ、夫も軽いむち打ちと腰を痛める被害となった。事故を起こした人物は自分の不注意であったことをすぐ認め、事故直後、その後の対応も誠実であった。その為、当初は保険会社に完全に対応を任せ、賠償等は第三者同士での話し合い、解決でと夫は考えていた様子。
 しかし、事故を起こした人物が加入していた保険会社と被害者である夫が加入していた保険会社が同じ会社であることが判明。これは後日知ったことだが、交通事故では事故車両、被害車両の保険会社が同一となるケースはよくあることのようで、その場合、その保険会社が一番有利な形で、事を収めるのが通例であり、被害者が納得出来ずに終わることも多々あるとのこと。それでは困ると夫はすぐ知人に紹介してもらった地元に根付いた弁護士に連絡を入れ、仲介として助けてもらうこととした。
 事故後、保険会社から何度か電話にて本件への対応を提案されたが、全て弁護士を通すように返答。弁護士は民事裁判へと持ち込んでくれ、最終的には相手側と和解。こちらが納得する額の保証を受け取ることが出来た。
 事故により、夫はしばらくの間、首や肩の違和感、腰の痛みに悩まされ、熟睡が難しい日々が続いた。整形外科への通院も半年間続いたが、その通院費用も全額きちんと保証された。弁護士を通さず、保険会社の言われるがままに処理を行なっていれば、金銭的にも精神的にも大きなマイナスを抱えてしまっていたかもしれない。事故を受けたことは残念だが、良い先生に出会えたこと、また、こうしたトラブルの際に、躊躇せず弁護士に相談する必要性を勉強出来たことについては良いことだと捉えている。
交通事故 弁護士 北九州

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