丁字路で大型ダンプと正面衝突した経験談

工業地帯ととある会社の事務で働いていたときのことです。会社から車で帰宅しようと門を出て、信号のない丁字路で一時停止をし、左右前方確認して進もうとしたら、スピードを緩めずに曲がってきた大型ダンプに正面から衝突されました。ボンネットは凹み、フロントガラスにはヒビが入ってしまうくらいの強い衝撃でした。幸いにも軽症で、首を痛める程度で済みましたが、あまりにも急なことでショックもあり、痛みを感じる暇もなく救急車で運ばれました。衝突時の記憶はあいまいでしたが、ダンプが曲がってきたときにスピードが緩くならなかったので、「え?!」と反射的に相手の顔を見たのでしょう、ダンプの男性が目を閉じていたことだけは覚えています。しかしドライブレコーダーには顔が映らなく、目を閉じていたという確証がありませんでした。当初は平謝りだった男性でしたが、数日後にそこの社長と謝罪に来た時、男性の態度が一変し、こっちにも非があると言い出しました。社長も「あなたが一時停止を無視した」など言いがかりをつけてきました。弁護士は10:0だと言ってくれましたが、なんと7:3で示談と言ってきました。どう考えてもこちらに非がないのに、9:1で判決となり、それでも相手側が認めなくて、2年経過し、裁判官に「8:2で手を打ってほしい」と言われました。でないと2審をやらないといけなくなり、栃木から東京まで足を運ばなくてはいけません。いくらなんでも、金銭的負担も精神的負担も大きすぎました。弁護士と相談し、8:2で泣き寝入りしました。

タイトルとURLをコピーしました