私の会社の知人から聞いた話です。知人がプライベートで外出中に後続車両に追突されて車が壊れ、知人も首や腰に痛みを感じて通院することにしました。物損については特に揉めることはなく修理費や修理期間中のレンタカーの料金を相手の保険会社から支払って貰い、問題なく解決しました。けがの方は半年くらいの間、毎週2〜3回通院を続けましたが、保険会社の担当者から「そろそろ治療をやめて示談しましょう」と言われ、解決金額の話し合いを始めることにしました。保険会社から書類が送られてきて解決金の内訳や総額が書いてありましたが、慰謝料が約80万円、通院の交通費とか諸々合わせて総額で約90万円となっていました。その知人は金額が高いのか安いのかよく分らなかったため、インターネットで探した弁護士事務所へ相談したところ、交通事故の慰謝料には保険会社の基準と裁判所の基準があって、裁判所の基準だともっと高くなると言われ、その弁護士に交渉をお願いすることにしました。その後弁護士が保険会社の担当者と交渉したようですが、すぐに弁護士から「慰謝料について裁判所の基準を採用し、総額120万円で解決できそう」と報告があったため、それで解決して貰うようにお願いしました。弁護士へ依頼してから知人へ報告があるまでは2週間も経っていないとのことで、弁護士がちょっと交渉しただけで30万円も金額が上がるのかと、知人も少し驚いた様子でしたが、スムーズに解決して金額が30万円も増えたことで満足しているとのことでした。