結局弁護士には依頼しませんでした

私の姉が交差点でダンプカーに轢かれました。
幸い命には別状は無かったのですが左脚を骨折、1ケ月以上入院しその後リハビリに2ケ月を要しました。
私自身仕事で交通事故処理の経験はあったのですが、保険会社が間に入っていたので直接交渉するのは初めてでした。
加害者側保険会社の担当者と話し合いをすることになったのですが、保証されるべき金額がどの程度なのかわかりませんでしたので、とりあえず無料法律相談に電話をしてみました。
対応に出た弁護士が名前を聞いたことの有る女性弁護士で、あまり印象はよく無かったのですが『法律事務所で相談を受けますので来てください』ということで相談に参りました。
行ってみると思った通りの雰囲気で商売気丸出しで、着手金や成功報酬の説明くどくどとされ『裁判基準』での保証の方が圧倒的に有利で有るから最初から裁判で、という見解でした。
どうみても裁判にすることで弁護士報酬を稼ぎ出したいという感じで、被害者の状態や不安は二の次という印象でした。
依頼するか否かの結論は出さずに帰り、しばらく検討したのですがあまりにも弁護士自身の印象が悪かったので結局依頼せずに自分で交渉することにしました。
以前に仕事で会社の顧問弁護士と裁判案件を何件か手がけて事があるので、交渉内容を整理して準備しました。
①治療費 ②休業補償は単純で面倒なことは無いのですが、問題は ③後遺症を含めた部分の治療と慰謝料です。
難しい部分もありましたが、自分で調べて妥当と思われる金額を想定して交渉に望みました。
最終的には1,000万円程度の保証という示談が成立しました。
まずまずかなということで示談が成立しました。
示談成立後保険会社の担当者が『裁判になるのでは』と思ったとのことでした。
私が裁判案件を処理していた経験があったので、示談交渉中に裁判所や弁護士の話をしましたので担当者が勝手に思い込んだようです。
交渉にはハッタリというものも必要なのでしょうかね。

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